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福永知世福永知世

日々刻々と変化するトレンド用語。

中でも、密かにつぶやかれている腐女子用語に「?」となることもしばしば。ツイッターで流れてきたつぶやきの内容がよくわからない、という人もいるはず。

そこで、今回は私が知る限りの腐女子用語を解説したいと思います。

腐りかけ腐女子も一気に腐敗が進む?

さあ、みんなで腐れは怖くない!

腐女子がだいたい使っている用語は、どこか情緒があり、意味深なものが多く、さらに短い単語に多くの意味を含んでいる場合が多いです。

ここでは私の知る限りになりますが、最近よく見かける腐女子用語を取り上げ、できる限り腐女子以外の方でも理解しやすいように解説していきたいと思います。

A×B

 

この「A×B」は順番に意味があります。

腐っている人はもう大体お分かりかと思いますが、ほとんどの場合、AもBも男性です。

(NLの場合もあるため、絶対とは言えない)Aさんという男性と、Bさんという男性がいた場合、Aが左、Bが右、という“順番”であった場合は、左側のAさんが攻め(男女カップルで言うところの男役)で、右側のBさんが受け(男女カップルで言うところの女役)になります。

もっと具体的に言うと、Aさんが「挿入する側」でBさんが「挿入される側」となります。

そして、これが逆になるとB×Aとなり、全く別のカップリングとなります。

つまり「A×B」と「B×A」は、同じのように見えて腐女子にとっては全く違う意味となるため、「A×B」が好きな人にとって「B×Aは苦手、地雷」となる場合もあります。

また、真ん中の「×」を省略した形で記載しているパターンが多いです。

ニキ

 

「(人名)ニキ」と表記されているのを見たことがある人もいるでしょう。

これは腐女子ではない人でも使用する言葉ですが、意味は「兄貴(アニキ)」を指します。

…例→薬研藤四郎(薬研ニキ)
とは言っても、普通に「本物のお兄ちゃん」であったり、「兄貴分の男性」を指すだけではなく、「アニキっぽくない見た目の人や、そういう立場ではない人」が、意外にもアニキな風格であったり、似つかわしくない人がアニキ的行動を起こしたときに、どうやら使われるようです。

また、弟分的な人がアニキぶってるときにも使用されることがあります。つまり「いかにもアニキ!って感じじゃない人」に対して使われる敬称。ほかにも「パイセン(先輩)」や「ママ(お母さん)」などがあります。

語彙力が死ぬ

腐女子は素晴らしいものを見ると「やばい」とか「すごい」とか「ありがとう」という単純な言葉しか口から出てこなくなります。

本来は、素晴らしいものを見たときに「ここがこういう理由で素晴らしい」とか「ここのこんなところが好きだ」と表現すべきでしょう。

しかし、腐女子が求めていた「こういうのが見たかった!ストライク!」という作品に出会えたとき、元々持っていた日本語の表現力(語彙力)を総動員しても、この感動を伝えることができなくなります。

語彙力が死ぬ、とは死んでしまうことではなく「この感動を表現するだけの言葉が見つからない」という状態を表す表現です。

また、この「語彙力が死ぬ」をさらに短くして文末に「(語彙力)」とのみ記す場合もあります。

にょた・ケモ耳・年齢操作

「にょた」とは、主に男性キャラクターの「女体化」を表します。

また、「ケモ耳」とは、本来は人間であるはずのキャラクターの頭に獣の耳(ネコなど)が生えることを指します。

年齢操作は、公式設定では年齢が決まっているキャラクターの年齢を操作し、幼児化したり、大人にしたり、と自分なりの解釈によって変更する方法です。

また、これらの変更によって、たとえば二人とも25歳の男性カップルがいた場合、一方を15歳に、もう一方を35歳に変更し、さらに女体化し、ケモ耳をつける、と言った変更を加えて楽しむ場合もあります。

こちらは主に女性向けのジャンルですが、男性向けでは「ふたなり」や「触手」と行ったジャンルも存在します。

最後に

福永知世福永知世

腐女子業界の言語も日々変化しているのですが、昔「やおい」と言ってほくそ笑んでいた時代を懐かしく思います。

今はBLCDも普通に販売されていますし(昔は考えられなかった)、最近では公式が腐女子の二次創作を上回った期待の応え方をしている場面も多くなりました。

インターネットがあれば、ゲイビデオだって買える。

仲間がいっぱいいる。なんて素敵な世の中でしょう。

ということで、ほんの一部ですが、腐女子用語を解説させていただきました。

解釈の幅もあるので「違う」と思う方もいるかもしれませんが、大目に見てください。

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福永知世
福永知世(ふくながちせ)… 1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。学生時代からの様々なアルバイト経験、夜のお仕事経験から学んだ人間関係を恋愛学に活かすWebライター。 男も女も視点を変えるだけで幸せになれる、をテーマに辛口に執筆している。 一児の母。